咬合機能検査

咬合機能検査機器について

下顎運動解析診断総合コンピュータシステムです。

下顎運動、筋電図、顎関節音データは審美的で機能的な咬合診断に役立ちます。
臨床に即した機能性を持ちえていますので、顎口腔機能の診断領域がひろがりがあります。

下顎運動記録は、下顎切歯前庭部に取り付けたマグネットの3次元的な動きにより起こる磁場の変化をメガネフレームで頭部に固定された8個のセンサーが感知し、その変化に比例した電圧を発生しコンピュータ本体に送ります。

マグネット及びエクスパンドセンサーは軽量でフィット感が良いため患者の負担が軽減され、より生理的な下顎運動を行いやすくできています。

筋電図記録は、銀ー塩化銀の表面電極を貼り、電極から得られる微小な筋エネルギーをEMGプリアンプで増幅させ、フィルター・整流・デジタル化し、コンピュータに送ります。これにより、咀嚼筋の活動電位を8チャンネルのEMGデータとして分析できます。

顎関節音記録は、高感度トランスデューサーを左右の顎関節部に位置づけ、EMGプリアンプに接続し、開閉口時の音の波形を捉え分析できます。

これらのデータはソフトウェアからの指示に従ってマイクロコンピュータで処理され、画面に写し出すためのデータとして描記されます。